この声で、キミに「好き」と伝えたい。

…ごめん、リサ。


あたしは心の中で謝ることしかできなかった。


衛斗に、リサを通じて豹くんに伝言していることがバレていて…。

このままでは、覇国を危険な目に遭わせてしまうかもしれない。


そう考えたあたしは、リサを一方的に突き放すことに決めた。


これ以上、あたしに関わってはいけない。

すべては、覇国を守るため。


だから、さっきリサを押しのけたときに、いっしょにメモ用紙を押し付けた。