この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしは…もう本当に、豹くんに会えないのかもしれない。


そんなことを考えると、涙が止まらなかった。


「早く…こんなところから出たいっ…」


窓に寄りかかりながら、分厚い雲が覆い尽くす夜の空を見上げていたら、あたしの頬に一筋の涙が流れた。



次の日。


「千歌!待ってたよ!」


学校からの帰り、校門で待ってくれていたリサを見つけた。


だけど、あたしはリサを無視。