この声で、キミに「好き」と伝えたい。

なにかおかしいことでもした?とでも言いたそうに、キョトンとしている。


込み上げる怒りをなんとか落ち着かせようと、深呼吸をする。

…だけど、溢れ出す感情は抑えきれなかった。


「あたし…言ったよね!?これは、“大切なもの”だって!」

「そうは言っても、ボクにはただの汚いガラクタにしか見えないなぁ。だから、かわりに新しいバレッタを買ってあげてー…」

「…そういうことを言ってるんじゃない!」