この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「そんなチープなバレッタのなにがいいのさ?ゴミみたいに汚いだけなのに…」

「ゴミなんかじゃない…!これは…大切なものなのっ!」


ずっとずっと大事にしてきたもの。

幼い豹くんが、あたしのために選んでくれたものだ。


「これだけは…触らないでっ」


周りに味方のいない孤独な今のあたしにとって、唯一豹くんと繋がっていられるものは、このヒマワリのバレッタしかないんだから。