この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「キミは、そんなバレッタを付けるような安っぽい歌手なんかじゃない。キミは、このダイヤのように光り輝いているんだよ」


衛斗はダイヤのバレッタを手に取ると、それを付け替えようとヒマワリのバレッタに手を伸ばした。


「…やめてっ!」


あたしは、とっさにヒマワリのバレッタを庇うようにして手を添える。


あたしのその反応に、衛斗の目尻がピクリと動く。