この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしが豹くんに伝えたいこと。

…それは。


「“ママに許してもらえるようにがんばるから、もう少しだけ待っててほしい”」


今は無理でも、いつかまた豹くんと会える日がくるように。

あたしは、それを励みにがんばるしかない。


「オッケー。豹に伝えとくねっ」

「うん!お願い」


リサに思いを託して、あたしはデアンジェリス邸に戻った。



その日以来、生徒に扮したリサが校門で待っていてくれるようになった。