この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしの声のトーンと曇った表情を見て、リサが首を傾げる。


そこであたしは、手短に今の状況を伝えた。


声が戻ってしまったが故に、家に連れ戻されたこと。

豹くんとの関係は、ママが認めてくれていないこと。

そして、豹くんと会わせないために、デアンジェリス家に預けられ、自由が利かないこと。



「あ〜…。だから、運転手付きのリムジンで送り迎えってわけなんだ」