この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「かしこまりました」


とっさについた、リサがクラスメイトだという嘘はバレてはいないみたいで、運転手は開けたドアをゆっくりと閉めた。


あたしはリサに駆け寄る。

この距離なら運転手の視界には入るけど、なにを話しているかまでは聞こえないはず。


「…リサ!こんなところでどうしたのっ!?しかも、その格好…」

「どう?意外と似合ってるでしょ?」


リサは、その場でくるりと回ってみせる。