この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「まぁ、俺のことはいいからさ。それよりも…そのコ、嫌がってるでしょ?離してあげなよ」


なんとその男の人は、不良たちに捕まっていたあたしのことを気にかけてくれた。

抵抗しているあたしには、みんな見て見ぬフリだったのに…。


男の人のたったそれだけのひと言で、あたしはいとも簡単に解放された。



「…おっ、おい。オレ…気づいちまったんだけど…」

「やっぱり、お前も思った…?実は…オレも……」