この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「千歌にとっては、べつに大したことじゃないでしょ?それに、“千歌に関わらない”という約束を交わすかわりに、あの子のお願いも聞いてあげたんだから」

「豹くんの…お願い?」

「そうよ。千歌に渡したでしょ?ヒマワリのバレッタ」


…ヒマワリのバレッタ。


それは、無数のヒマワリが散りばめられた、あたしのお気に入りのバレッタ。

小学生のときに、ママからもらったものだ。