この声で、キミに「好き」と伝えたい。

だから、すべてがすべて悪い結果になったわけではない。


あたしが歌えなくなった分、美歌ががんばってくれている。


そこは…少し嬉しかった。



「千歌。そんなところでぼさっとしてないで、早く着替えてきなさいっ」


久々の姉妹の会話にママが割って入ってきた。


美歌とママの関係はよくなったかもしれないけど、あたしとママの関係は以前よりも悪くなったのは確かだった。