この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「…え?それって、どういう…」

「美歌はもう、中学のときのお姉ちゃんなんて越えるほどの実力を持ってると思ってる。今さらお姉ちゃんが歌の世界に戻ってきたって、1番は美歌なんだから」


相変わらず、憎まれ口をたたく美歌。

明らかに、あたしを下に見ている言い方…。


…だけど。

なぜか、嫌じゃなかった。


美歌の実力は、最近のコンクールの結果で証明されている。