この声で、キミに「好き」と伝えたい。

どうにかして、お巡りさんの誤解を解かないと…。


と、必死に頭の中で考えを巡らせていた…そのとき。


「あら?もしかして、千歌のお知り合いの方なの?」


ママは、まるで今初めて豹くんに気づいたかのような口ぶりで、わざとらしく首を傾げる。


「ごめんなさい、お巡りさん。どうやら私の勘違いだったようで、娘の知り合いみたいです」


ママの口角がニヤリと上がる。