この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「大きな声が聞こえたので、気になって見にきたのですが…」


お巡りさんは何事かと、あたしたち3人の顔をまじまじと眺める。


確かに、この閑静な住宅街には響いていたかもしれない。


「い…いえっ。なにもありまー…」

「助けてください!お巡りさんっ!!」


あたしが否定しようとしたとき、ママがお巡りさんに駆け寄った。


「ウチの娘が、知らない男に連れて行かれそうになっていて…!!」