この声で、キミに「好き」と伝えたい。

ママと豹くんの睨み合いが続く。


「こっちにきなさい」と手を伸ばすママと、それに背を向けて腕の中であたしを守る豹くん。


あたしの気持ちだって、もう決まっていた。


このまま豹くんといっしょにいたい。


そう思っていたのに……。



「…なにかお困りごとですか?」


ふと聞こえた突然の声に、驚いて顔を向けると…。

そこにいたのは、自転車で巡回中のお巡りさんだった。