この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしはママに反抗する。


せめて豹くんに謝るまでは、この場を引き下がるわけにはいかない。


「…ちょっと千歌、なに!?いいから、ママの言う通りにしなさい!」


抵抗するあたしを無理やり引っ張って連れて帰ろうとするママ。

あたしもその力に抗うのに必死。


だから…思わず……。


「…イヤ!離してっ!!」


ママの腕を振り払うと同時に、喉の奥から声が出た。