この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「言い訳は結構よ!やっぱり蛙の子は蛙ね。あなたも父親同様、ろくな血を引いてなかったのね」


そのママの言葉に、あたしは一瞬にしてカッとなった。


声が出なくなったあたしを蔑んだり、罵ったりするのはいい。


…でも!

豹くんを悪く言うことは許せない!


『豹くんに謝って!』


そうスマホに打ち込んだけど、それをママに見せる前にその腕を掴まれた。


「千歌っ。いいから、家に帰るわよ」