この声で、キミに「好き」と伝えたい。

2人の間に、殺伐とした空気が流れる。

その空気に耐えかねて、あたしは取り出したスマホに高速で文字を打ち込んだ。


『前に、男の人に絡まれているところに、たまたま豹くんが助けてくれて!すごく久しぶりに会ったから、それから豹くんや豹くんの友達ともいっしょに遊ぶようになったの!』


ママの服の袖を引っ張って、スマホの画面を見るように促す。


ママは目を細めながら、あたしが打った文字を読んでいる。