この声で、キミに「好き」と伝えたい。

不良たちは、ぶつかった男の人の人柄のよさをいいことに、さらに詰め寄る。


「なぁなぁ、おにーちゃん。謝るのはいいんだけど、どう責任取ってくれるつもり?」

「…責任?」

「ああ。もちろん、この服を弁償して――」

「…あ〜、そっか!溢しちゃったから、新しいコーラ買わないとなっ。ちょっと待ってて」


…そういうことじゃない!


と、おそらく不良たちは思っただろう。