この声で、キミに「好き」と伝えたい。

豹くんは、仕方がないなぁという風にため息を吐く。

そんな豹くんの服の袖をあたしは握った。


「…千歌?どうした?」


振り返る豹くん。


あたしは豹くんに笑ってみせた。

「あたしなら、もう大丈夫だよ」って。


それを読み取ってくれた豹くんが、「いいの?」と聞き返してくる。

その問いに、あたしは頷いた。


覇国のみんなだって、あたしにとっては大事な仲間。