この声で、キミに「好き」と伝えたい。

今までに見たことがないくらい悲しい表情の豹くんを前にしたら、そう思わざるを得なかった。


ちょっと考えれば、なんとなくでも悟れたはずだ。


まるでホームを我が家のように思い、毎日寝泊まりしている豹くんを見ていたら…。

ほかのメンバーと違って、本当に帰る家がないことくらいわかったのに…。


『ごめん!』


慌ててノートに書き込む。


豹くんだって、聞いてほしくなかったに決まってるのに…。