この声で、キミに「好き」と伝えたい。

前を見ていなかったのは、不良のほう。

だけど、この不良ときたら、自分のことは棚に上げて、またあたしのときのようにいちゃもんをつけ始めた。


「…あ〜あ。…なぁ、にーちゃん。オレの大好きなコーラの量が減っちまったじゃねーかっ」

「あちゃ〜…。こいつの服の袖に、コーラがかかっちゃってるよ〜」

「この服、高かったって言ってたよな〜。こりゃ、弁償しないとね〜?」