この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「…千歌にはさ、勘違いさせて悪かったって思ってる」


キョトンとして振り向くと、豹くんの申し訳なさそうに謝るくしゃっとした顔があった。


「千歌はずっと…悩んでたんだよな。俺から、仲間として認められているのかいないのかって」


豹くんのその言葉に、あたしはゆっくりと頷いた。


さっき、“家族”でも“仲間”でもないと言われたときは、ものすごくショックだったから…。