この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「…だって、思えるわけないだろ。千歌は俺にとって、“家族”でも“仲間”でもない……“大切な人”なんだからっ」



また一瞬、ホームが静まり返った。

聞こえるのは、ドアの外で吹き荒れる北風の音だけ…。


……え。

豹くん…、今なんて……?


「“家族”や“仲間”は大切にする。覇國の総長として当たり前のことだから。…だけど、千歌はそれ以上に大切にする。…俺は男として、千歌を守りたい」