この声で、キミに「好き」と伝えたい。

豹くんに問いかけるリサだが、静まり返るホーム。


…豹くんからの返事は返ってこなかった。


無言の豹くんに、リサも驚いた顔を見せる。


「…ちょっと豹っ。なんとか言いなさいよ!あんた総長なんだから、千歌にきちんとー…」


リサの言葉を遮るように、豹くんが飲んでいたグラスをカウンターに叩きつける。


そして、喉から絞り出すような小さな声で豹くんが呟いた。


「…家族だなんて思えるかよ」