この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「千歌…。急にどうした…?」


ほら…。

豹くんだって、突然のことで戸惑っている。


「アヤミは、覇國の一員だけど…。千歌がいなくなったって聞いて、俺っ…」


豹くんを困らせているのは、このあたしなのに…。

あたしの手は、言うことを聞いてくれない。


『豹くんは、あたしのことを家族と思ってないことは知ってる。…それなら、助けにくる必要なんてないじゃん』