この声で、キミに「好き」と伝えたい。

やっぱり、あたしには仲間なんていないのだと、そう実感させられた。



「どこ行こっかー?」

「未成年だけど、ちょっとはお酒飲めるよね?」

「…やめて!…離してっ!」


振り解こうにもびくともしなくて、男たちに左右を固められながら、無理やり連れて行かれる。


道行く人も、みんな見て見ぬフリ。

だれも、救いの手なんて差し伸べてくれない。