この声で、キミに「好き」と伝えたい。

だけど豹くんは、ソファから離れたカウンターのイスに腰をかける。


「傷は…痛むか?」


ポツリと呟くように、か細い豹くんの声。

まるで、自分のせいであたしがケガをしてしまったかのような、後悔した表情をしている。


本当は、少し痛むけど…。


『大丈夫!』


あたしは、そうノートに書き込んだ。


豹くんはおそらく…、そんなあたしの強がりに気づいている。