この声で、キミに「好き」と伝えたい。

覇國はほとんどが男だから、今のあたしの精神的な負担にならないように、みんな今日はどこかしらに帰ってくれているんだ。


同じ“男”でも、覇國のみんなは“家族”なんだから、そこまで気を遣ってもらう必要はなかったんだけどな。


…とは思いつつ、目覚めるときのリサの足音にさえ過敏に反応してしまったのだから、自分が思っている以上に心に負った傷は深いのかもしれない。