この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あまりの力に画面が外れ、中の部品が飛び出している。


ああなってしまっては、中に入っているデータを元に戻すことはできないだろう。


まるで、あたしが撮られた写真の痕跡を抹殺するかのように、豹くんは再起不能になったスマホを何度も踏み潰す。


「…で、ほかには?千歌になにをした?」

「も…もう、なにもしてねぇよ…!」

「…そうだぜ!それだけ粉々にすれば、十分だろ!」