この声で、キミに「好き」と伝えたい。

だけど、怯える男たちの姿を見ていたら、おそらくあたしが見たことのない豹くんがそこにいるのだとわかる。


不気味に見えた男たちのオバケのマスクだって、今では豹くんに睨まれて泣き出しそうな顔に見える。


「…みっ…見逃してくれ!オレらはただ…あそこの女に頼まれただけなんだ…!」

「それに…ちょっとからかってやろうとしただけで、べつになにも…!!」

「覇國のメンバーだなんて、これっぽっちも知らなかっー…」