この声で、キミに「好き」と伝えたい。

豹くんはゆっくりと歩み寄り、その一歩後ろを歩くユウジさんはポキポキと指を鳴らしている。


「あ…あいつらっ…」

「覇國の頭と、その二番手じゃねぇか…!」

「こんなの…聞いてねぇよ!」


なんとも言えない2人の威圧感に、黒ずくめの男たちは後退りする。


あの優しくて、穏やかな豹くんが…。

…怒ってる。


あたしに向けられていない殺気でも、ビリビリと肌に伝わってきた。