この声で、キミに「好き」と伝えたい。

まるで、台風の被害のニュースで見るような、なにかがぶつかったかのようにぐしゃりと変形していた。


そして…砂煙りに浮かぶ、2つの影。


低くて、ゆっくりとした足音が徐々に近づいてくる。


…息を呑む男たち。



「ウチの家族に…。なにしようとしてんの?」


その声が聞こえて、諦めていたあたしの瞳に希望の光が差し込んだ。


砂煙りから現れた人物…。

それは…、豹くんとユウジさんだった。