この声で、キミに「好き」と伝えたい。

…ごめん、アヤミちゃん。

最後まで守ってあげられなくて…。


諦めて、抵抗する力を解こうとした。


…そのときっ!



ガシャン…!!


廃墟に、けたたましい音が鳴り響く。

それに驚いた男たちは、一斉に音の響いた方を振り返る。


目を向けると、この廃墟の出入り口だろうか…。

砂煙りの中に、うっすらとシャッターが見えた。


だけど、そのシャッター…なにかがおかしい。