この声で、キミに「好き」と伝えたい。

徐々に近づいてくるその音に、あたしは息を呑んだ。


そして、暗闇から現れたのは……水色のワンピースの裾。


…あたしは、その服に見覚えがあった。


まるで、絵本の中から出てきたみたいでかわいいと思っていたから…。


…そう。

それは、………アヤミちゃんだった。


知らない男たちに囲まれている中で、知っている顔がいて安心しかけた…。