この声で、キミに「好き」と伝えたい。

こわい…。
気持ち悪いっ…。


マスクから漏れる息もお酒臭くて、必死に顔を背ける。


下唇を噛み締めて耐えていたけど、知らない男たちを前にして、恐怖で視界が涙でぼやける。


「あらら〜、泣いちゃったよ。かわいそーにっ」

「でもオレは、こういう顔の方が興奮するかもっ」

「ほらほらっ、泣かないで〜!こっち向いて〜!」


と言って、眩しいなにかを向けられる。