この声で、キミに「好き」と伝えたい。

だけど、拘束されているあたしが逃げられるはずもなく…。


「無駄な抵抗はやめなよっ」


あっさりと男の1人に両手首を掴まれた。

そして、そのまま壁に押し付けられて、もう片方の手で両頬を掴まれる。


「…あんた、ちょっとした有名人なんだって?」

「どうりでキレイな顔してるわけだっ」

「いいね〜♪そそられる♪」


顔を近づけられ、まるで舐めまわされるように全身をまじまじと見られる。