この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そう思っていたけれど、…ふとあたしはあることを思い出した。


“千歌は、お前らとは違うんだからなー”


…そうだった。

あたし…、そもそも覇國の仲間じゃなかったんだ…。


未だに、覇國の集会には一度も参加させてもらえていない。


あたしは、仲間でもなんでもなかった…。

ホームの中でも、あたしだけが区別されている。


そう思わざるを得ない。



「どうしたんですか…?千歌さん?」