この声で、キミに「好き」と伝えたい。

豹くんだって、…絶対好きじゃん。

…アヤミちゃんのこと。


そんなことを心の中で呟きながら、ケチャップを拭うやり取りを見ていた。


それに気づいたユウジさんが、あたしの肩を優しく叩く。


「大丈夫ですよ、千歌さん。豹さんはアヤミのこと、なんとも思ってませんよ。マジで」


ユウジさんはそう言ってくれるけど、本当のところはわからない。

かわいいアヤミちゃんに迫られたら、だれだって堕ちるに決まっている。