この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしとヘアスタイルが似ているから、きっとあの男子生徒は一瞬見ただけで間違ったのだろう。


それを根に持っているのか、学校を出る前よりもあたしに対しての態度が刺々しい。


「千歌ちゃんは、顔もいいしスタイルもいいし、歌だってもちろんお上手。そんな千歌ちゃんなんだから、男性に求める理想はきっと高いんでしょうね〜!」

「あたしはべつに、そういうつもりじゃ――」