この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そう思いながら、2人の様子を遠くから眺めていると…。


「でも、アヤミは豹さんのことを兄のようには思ってないみたいですけど」


……え?


隣にいるユウジさんからは、困ったというような深いため息が漏れる。


「アヤミは覇國に入ったときから、豹さんのことが好きなんでしょうね」


アヤミちゃんは、豹くんのことが…好き?

覇國は、恋愛禁止のはずなのに…?