この声で、キミに「好き」と伝えたい。

声が出ないあたしには授業を受ける意味もなく、ただ出席日数のために登校しているようなものだけれど。


それでも、豹くんが毎朝笑顔で見送ってくれるから、今日も学校へ行こうと思える。


ママはと言うと、相変わらずで…。


たまに、家に荷物や着替えを取りに帰ることがある。

そのときにママとは顔を合わせることもあり、あたしが家に帰っていないことも知っている。