この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「あーっ。千歌、今、“暴走族総長のくせに、なに女子みたいに甘いもの食ってんだよ”って思ったろー」


まるで、心の中を見透かしたかのような豹くんの言葉に、慌てて首を横に振る。


そんな言い方はしてないけど…。

…概ね当たっている。


「ユウジにも、同じようなこと言われたんだよー。“覇國の総長が、こんなほわわんとした店に出入りしてるって知ったら、周りの族に舐められる”って」