この声で、キミに「好き」と伝えたい。

どうやら、待ちきれなかったらしい。


ふわふわのパンケーキを、幸せそうな顔をして頬張る豹くんは、まるでスイーツ好きの女の子のよう。


そんな人が暴走族総長だなんて、ここにいるだれが想像するだろうか。

それに、暴走族総長がこんなかわいらしいカフェにそもそもくるものだろうか。


そのありえないギャップに、思わず笑みが溢れた。


それに気づいた豹くんが少しむくれて、ナイフとフォークを置く。