この声で、キミに「好き」と伝えたい。

というか、こんなところにこんなかわいらしいお店があるなんて知らなかったから、まさに隠れ家。


場所が場所だからか、休日の昼間だというのに、店内はそれほど混んでいない。

表通りの混雑さとは、まるで別世界のようだ。


「ここ、俺のお気に入りの場所なんだっ」


そう言う豹くんの語尾が、少しだけ上がって聞こえた。

まるで、なんだか嬉しそうな響き。


…それもそのはず。