この声で、キミに「好き」と伝えたい。

そのやり取りは、まるで兄と妹のよう。


「…えーっ!なんで、いつもアヤミはダメなのー!?」

「アヤミは、ちゃんと帰る家があるからだよ。それは幸せなことなんだから」


豹くんに諭されても、納得できないといったように、頬を膨らませるアヤミちゃん。


あとでリサから聞いたのだけれど、アヤミちゃんの家はとてもお金持ちらしい。

その家の、三姉妹の末っ子として生まれたアヤミちゃん。