この声で、キミに「好き」と伝えたい。

ソファの端に折りたたんで置いていたタオルケットの上に、あたしの昨日の着替えがあるのを見て、アヤミちゃんが訪ねてきた。


『そうなの。家にいても居心地が悪いから、出てきちゃった』


そう、スマホの画面に打ち込む。


「わかります〜!ウチも、親が超うるさくて嫌になっちゃうんですよねー!」


アヤミちゃんは両親のことを思い浮かべているのか、かわいらしい顔なのに、眉間に皺が寄っている。