この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「おかえり、千歌。よくきたねっ」

「千歌さん。自分の家だと思って、ゆっくりしていってください」


いたのは、リサとユウジさんだった。


「あれ?今日はお前らだけ?」

「そうみたいっすね。ほかのヤツらは帰りました」

「そっか〜。こんなに静かなのは久々だな」


ユウジさんから手渡されたミネラルウォーターを受け取ると、黒のソファに腰かける豹くん。


普段なら、もう少し人がいるらしい。