この声で、キミに「好き」と伝えたい。

角を曲がってすぐ、バイクのライトが眩しいくらいに光って見えた。


豹くんだ。

夜遅いからという理由で迎えにきてくれた。


豹くんとは、あれから連絡先を交換した。


声が出ないから、会話は筆談かスマホに文字を打ち込んで相手に見せるしか方法がない。


電話はできないけど、なにかあったときのためにと言って、豹くんはあたしの会話の手段も兼ねて、連絡先を教えてくれたのだ。