この声で、キミに「好き」と伝えたい。

羽をもがれた瞬間、地面へ真っ逆さま。


そんなあたしの唯一の拠り所。

それが豹くんが作り上げた、ここ……ホームだ。


覇國のみんなは、飛べなくなったあたしを包み込んでくれる、止まり木なんだ。



「千歌さん、おかえりなさい。待ってましたよ」


右肩から声がして振り返ると、ユウジさんだった。


「千歌さ〜ん!ここでストレス発散すれば、声だってすぐ出るようになりますよ♪」